時代の流れと共に、卒業アルバムはどのように変化してきているのでしょうか。
今どきの卒業アルバム事情を探ってみましょう。
卒業アルバムといえば、学校の全景や卒業生全員の集合写真などが豪華な表紙の中に収まり、クラスごとの個人写真や行事の際に撮影した集合写真などがたくさん集まった、立派な装丁のアルバムをイメージされる方が多いのではないでしょうか。
そんな中、近年ではあえてアルバムを製本せず、DVDアルバムのみを作成する学校や施設が増えてきています。
少子化によって卒業生の数が年々減少している学校などの場合、特にこういった手軽な卒業アルバムのみを作成するところが多いようです。卒業アルバムの製本には多額の費用がかかる上、少ない部数での注文を受け付けてくれない業者も多いと言われています。
その点DVDアルバムならば、少ない部数からの注文が可能な業者が比較的多いのです。
大きな装丁の製本アルバムに比べ持ち運びに便利ということもあり、いつまでも気軽に再生することができるという利点もあります。製本する場合に比べ料金設定を安くしている業者も多く、また数多くの写真をテレビの大画面で見ることができるという魅力も手伝って、DVDアルバムのように手軽に作れてかつ長く保管しやすい卒業アルバムを選択する学校が増えています。
少子化が進む現代、多くの学校で児童・生徒数が減少してきているという背景があります。
かつては卒業生に立派な装丁の卒業アルバムが手渡されるのは当然のこととして認識されていましたが、今では費用の都合などから、作成そのものを躊躇する学校が増えてきているのが現状です。
卒業アルバムは、学校生活の思い出を振り返るための大切なアイテムであり、これは今も昔も変わりません。
すべての卒業生に残してあげたい、そう願う学校が少なくなってきているというわけではないようです。
より時代に合った、そしてよりコストを抑えた方法で、
その年の卒業生たちに最高の卒業アルバムを渡してあげられるように――そのような思いこそが、DVDフォトアルバムという新しい卒業アルバムの形式を作り上げているといえます。